モンテーニュ通りのカフェ
2006年・フランス
原題:Fauteuils d'orchestre
監督:ダニエル・トンプソン
出演:セシール・ド・フランス、ヴァレリー・ルメルシエ
劇場や有名メゾン、オークションハウスなどが建ち並ぶ
パリ8区のモンテーニュ通りのカフェを舞台に、
さまざまな人間模様を描いた、おしゃれで奥深い作品。
音楽や素敵なパリの街並みとともに、
さりげなく人生の教訓を説くストーリーが楽しめました。
主人公のジェシカは、
育ての親である祖母の元から憧れのパリへ出てきたばかり。
運良く由緒あるカフェでギャルソンとして働くことになった彼女は、
お客としてやってくる人達に憧れを抱く日々を送ります。
テレビドラマで大ブレイク中の女優・カトリーヌ、
これまでのコレクションを、ある思いから
全てオークションにかけようとする資産家・グランベール、
著名なピアニストのジャン。
地位や財産に恵まれ華やかに見える彼らは、
みな、人知れず大きな人生の悩みを抱えています。
その悩みは、
キュートで明るいジェシカとのふれあいによって、
それぞれ新しい人生に向かって歩き出すきっかけとなっていきます。
この展開が、ドラマチックながら、とても深みがあって感動的。
劇中で交わされる会話が印象に残りました。
舞台の前、
観客はより良い席だと前の方を取ることに命をかけるけれど、
照明が落ちると気づく。「近すぎると何も見えない」と。
モノの見方、考え方は人それぞれですが、
歩き続けたら時々立ち止まり、
少しひいた位置で見つめなおすことが必要なのかな、と感じました。
ジェシカの祖母がラストで結ぶ、
「恐れずに前に一歩踏み出すことが大切よ。
それで私の人生は輝いたのよ。」という言葉に、元気をもらいました。
「モンテーニュ通りのカフェ」公式サイトはコチラ
| 固定リンク
「おすすめ映画」カテゴリの記事
- ミスター・ロンリー(2009.02.23)
- 旅するジーンズと19才の旅立ち(2009.02.22)
- ぼくを葬(おく)る(2009.02.01)
- モンテーニュ通りのカフェ(2009.01.26)
- チェ 28歳の革命(2009.01.15)


コメント