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2008年9月

2008年9月26日 (金)

ドン・キホーテ

由利本荘市東町のスペイン・地中海料理のお店、
「Don Quijote」に行ってきました。
今年でオープン32年の、知る人ぞ知る名店です。

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お目当ては看板メニューの「パエリア」。
海老やイカ、ムール貝などの魚介のほか、
バレンシア風とのことでインゲンが入っています。
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絶妙な炊きあがりのお米は遊佐町産のイタリア米だそう。
良質なオリーブオイルを使っているそうで、
もたれることなく、おこげの部分まで美味しく完食!

ピザは3種のトッピングとS~Lのサイズが選べます。
オーナーさんのおすすめで、
トマト・アンチョビ・オリーブにしてもらいました。
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薄い生地にゴーダチーズがた~っぷり。
チーズ好きにはたまりません!
見た目はシンプルなのに食べるとインパクトがあります。

‘今日のおすすめ’から、「ゆでタコのピリ辛ソース」を。
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金浦産のタコにかかっているソースが、
今まで食べたことのない味で不思議だったのですが、
なんとトマトとバナナが使われているそう!
美味しいオドロキでした☆

食後に、「ワンカフェ」と「いちぢくのタルト」を。
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コーヒーは注文を受けてから豆を挽いて淹れてくれます。
‘ワンカフェ’は、
エスプレッソよりもさらに濃く入れたコーヒー。
すっきりとした苦味が、
オリーブオイルをたっぷり使うスペイン料理と好相性なんだそう。
ワインで煮たいちぢくのコンポート入りのタルトも自家製。
生地もいちぢくも上品な甘さで、本当に美味しかったー☆

オーナーさんは、料理の知識が深く、とてもユーモラス。
料理を楽しむことの本当の意味を教えてもらうことができました。
今度はパスタも食べたいな~。

お店の基本情報はコチラ(生活のねっこHP)

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2008年9月22日 (月)

ぐるりのこと。

監督:橋口亮輔
出演:木村多江、リリー・フランキー

予定通りに物事を進めたい性格の翔子と、
ルーズなカナオの夫婦を軸に、
‘心が壊れること’‘立ち直ること’が描かれた作品。
丁寧な描写の日常シーンの重なりがとても温かく、心に響きます。

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美大生時代から付き合っている翔子とカナオは、
翔子の妊娠をきっかけに結婚。
膨らんだおなかに幸せを感じる翔子。
靴修理のバイトをするカナオも、そんな翔子を愛おしく見つめます。
そんな時、カナオにテレビ局から法廷画家の仕事が舞い込みます。
気乗りしないものの、画力を活かせる仕事であること、
子供が生まれる経済的な事情から引き受けるカナオ。


しかし、赤ちゃんは亡くなり、
翔子の心は、悲しみのあまり、少しずつ壊れていきます。
とても繊細で痛々しい翔子の様子の描写は、
前作「ハッシュ!」がカンヌ映画祭でも高く評価されたのちに
鬱病となった橋口監督自身の体験がベースとなっているようです。


法廷画家として、
90年代に起こった事件の裁判を描き続けるカナオ。
そこにも、ある意味で心が壊れてしまった容疑者、
深い絶望に苦しみ、心を痛める被害者の姿があります。
そんな人々を見つめつつ、
傍にいる翔子を支えるカナオのおだやかな優しさが素敵です。

「きちんとしたいのにきちんと出来ないの!」
「あたし子供をだめにした」
「ずっとそばにいるのに愛されているのか分からない」
心の闇を吐露する翔子にカナオは、
「嫌われたっていいじゃない。
好きな人にたくさん好きになってもらえば」と、優しく包み込みます。

橋口監督は作品について、
「希望とは、人と人とのつながりの中にしか生まれない。
そういう映画を作ろうと思いました。」とコメントしています。

人は強くないし、心が壊れてしまうこともある。
けれど、立ち直ることができる。
それは家族であれ、恋人であれ、友達であれ、
人との愛を感じることができればきっと、そう感じました。

※ハッシュ!主演の片岡礼子さんと田辺誠一さんをはじめ、
据えられている俳優陣が素晴らしいのも見どころ。

ぐるりのこと公式HPはコチラ

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2008年9月19日 (金)

オステリア アン ジョルノ

横手・湯沢地区を中心にしたフリーペーパー・TAKE UP!
に時々掲載されていて気になっていた、
横手市・梅の木にあるOSTERIA un giornoへ行きました。

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老舗パスタ専門店・壁の穴で修業されたオーナーさんが
確かな腕をふるう‘伊太利亜風居酒屋’として人気だそうで、
お昼はパスタランチが楽しめます。
サラダ、パスタ、デザート(前菜盛り合わせとの選択)、
コーヒーがセットになったBランチをいただきました。


▼パスタは3種から、鮭と大根おろしの和風パスタを。
パンのように乗っかってるのが大根おろし。
細めのパスタ、さっぱりした味付けで美味しかったです。

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▼デザート盛り合わせ。
ちゃんと手がかかっている感が嬉しい。

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お昼時間だからなのか、
ヘビメタ♪がかかっていたのが気になりましたが、
サラダのドレッシングもパスタもさすがな味でした。
好みの味付けなので、
今度は居酒屋タイムにも行ってみたいです。

お店の詳しい情報はコチラ(テイカップ)

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2008年9月16日 (火)

第85回増田の花火

毎年9月14日に行われる増田の花火。
隣町に住んでいるので、
かなり小さな頃から記憶にある花火大会です。

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この大会は、
地域住民をはじめ、周辺地域の企業の協賛で開催されています。
肌寒さを感じながら夏の終わりを楽しむ花火が
何ともいいです。

毎年無料開放されている、
JUKI電子工業株式会社さんの敷地で鑑賞しました。

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二尺玉や正尺の早打ち、スターマインが打ちあがるなか、
ドーンと一発☆という花火も多いのですが
それがまた、味があって良い感じです。
亡くなったお祖父さん、誕生した子供への
メッセージ花火も打ちあがり、ほのぼのとしました。

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アナウンスが個性的でツボです。
とにかく長く、壮大なスケールのコメント。
気合が入っている感じがとても素敵だと思いました。


開会の際に、‘不況で開催も年々厳しくなっている’
とのコメントがありましたが、
地域の元気を発信し、家族みんなで楽しめる大会として
ずっと続けていって欲しい、続けていけますように、
と願います。

▼最後を締めくくる、豪華な大会提供花火

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大会の歴史など、詳しい情報はコチラ(横手市観光連盟HP)

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2008年9月14日 (日)

モンスター

モンスター
MONSTER
2003年・アメリカ、ドイツ

監督:パティ・ジェンキンス
出演:シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチ



アメリカ史上初の女性連続殺人犯で‘モンスター’と呼ばれた
アイリーン・ウォーノス。
彼女を凶行へ駆り立てた背景を追った作品です。

Monster

衝撃的で痛々しいそのストーリーからは、
‘凶悪犯’というより‘愛に恵まれなかった哀れな女性’
という印象を受けました。


幼い頃に親に見捨てられ、虐待を受けて育ち、
13才から生きるために娼婦となったアイリーン。
数々の犯罪を繰り返し、
すさんだ生活を送り続ける人生に絶望した彼女は、
自殺を決意した夜にティリアという少女に出会い、
恋に落ちます。

初めて温かい感情を知って、ティリアにのめり込む、アイリーン。
しかし、2人で穏やかな生活を送りたいと願うアイリーンに、
ティリアが放った言葉は、
「私のためにもっと稼いできて!」

教養も何も無いアイリーンがお金を稼ぐためには売春しかなく、
彼女は再びダークな世界に戻ります。
そこから歯車はさらに悪い方向へ回り、
年齢的に稼ぎの悪い彼女は強盗、殺人に手を染めてゆきます。
そして、逮捕、死刑――――。

彼女は何のために生まれ、生き、愛を知り、墜ちていったのか。
コピーにもなっている、
「なぜ、愛を知ってしまったんだろう」が心に重く響きました。

この作品で、
醜女メイクで体当たりの演技をみせたシャーリーズ・セロンは、
アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しています。
彼女は、
母親が正当防衛で父親を射殺する現場に居合わせた
過去を持つのだとか。
アイリーンの抱える闇を瞳の中にまで表現した
迫真の演技が素晴らしかったです。

日本語版公式サイトはコチラ

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2008年9月11日 (木)

裸足の1500マイル

裸足の1500マイル
Rabit Proof Fence

2002年・オーストラリア
監督:フィリップ・ノイス
出演:エヴァーリン・サンビ、ローラ・モナガン、ディアナ・サンズベリー


1890年代から1970年代にかけて、
オーストラリアの先住民・アボリジニの混血児に対して行われた
隔離・同化政策。
白人社会に適応させる名目で親から引き離し、
白人教育を強制的に受けさせるこの制度の犠牲になった子供達は
‘盗まれた世代’と呼ばれ、
約10万人にのぼると言われているそうです。

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この作品では、
1931年に母親と引き離された3人の少女達が、
お母さんに会いたい一心で収容所を抜け出し、
故郷まで徒歩で向かった実話が描かれています。
その距離、1500マイル(2400km)────。
この距離は、
北海道・稚内から沖縄・那覇までの距離に相当するそうです。


執拗な追跡から逃れ、
厳しい大自然の荒野を3ヶ月もの間歩き続けた少女達。
頼りにするのは、大陸を縦断するウサギ避けフェンス。


14才の姉・モリーは、8才の妹と10才のいとこを励ましながら、
足跡がつかないように川の中を歩いたり機転をきかせて、
逃亡し続けます。
その気丈さには涙を超えて、人間の本質の美しさを感じました。


モリーはこんな言葉を残しています。
「収容所の他の子供達は母親のことを忘れてしまうほど幼かった。
でも、私はその時14才で母をよく覚えていた。
家へ、母のところへ帰りたかった。」

‘お母さんに会いたい!’という子供心を中心にした描写が、
迫害や人種差別といった問題を押しつけではなく、
自然に、そして深く考えさせてくれます。

日本語版公式サイトはコチラ

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2008年9月 8日 (月)

卵の緒

卵の緒
著:瀬尾まいこ
出版:新潮社


優しい作風で、読後にほんわか幸せ気分になれる
瀬尾さんの作品。
中学校の国語教師をされていた瀬尾さんの言葉の運び方は、
とてもキレイで好きです。

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デビュー作のこの作品では、2つの作品によって
‘家族のつながり’が描かれています。


表題作は、
「お母さんはへその緒を見せてくれない。きっと僕は捨て子なんだ」
と思い悩む小学校4年生の育生が主人公。

たくさんの愛情を注いでくれるパワフルな母に
深い愛を感じつつも、
‘親子をむすぶ確かなもの’が無いことに
不安になってしまう、育生。
そんな彼に、母・君子は、なんと卵の殻を見せて、
「へその緒」だと言い張ります。


子供心の繊細さ、
その出生の秘密を打ち明ける、
お母さんの強さと優しさ。
親子関係の精神的なつながりの強さの大切さを説く、
心にじんわりと染みる素敵な作品です。

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2008年9月 4日 (木)

愛してる、愛してない

愛してる、愛してない
A la folie... pas du tout

2002年・フランス
監督:レティシア・コロンバニ
主演:オドレィ・トトゥ


当時26才の若き監督が手がけた、トリックの効いた作品。
おしゃれでセンスの良いフランス映画に
ブラックを絡めた発想に驚き、です。

Ai

夢見がちな画学生のアンジェリクは、
心臓外科医であるロイックに想いを寄せています。
けれど、彼には妊娠中の奥さんが・・・。
叶わない、切ない想いを抱え、
それでも一途にロイックを想い続ける彼女を応援したくなる・・・
と思っていると、お話は早々に結末を迎えます。


そして、違う角度から、再度同じストーリーが展開していきます。
すると、彼女の‘純愛’は‘狂気’に変わり、
真実が次々に露呈していきます。
その過程が、実に恐ろしく、狂おしい。
とってもキュートなアンジェリクの笑顔も、
後半は全く違った印象に見えます。
衝撃の結末を迎えるラストまでぐっと引き付けられる、
サスペンス的ラブストーリーです。


チラシにもある、
‘あなたがバラをくれたから、私は心にケガをした’。
作品を端的に表す優れたコピーです。

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2008年9月 1日 (月)

青森県立美術館

去年と今年、青森美術館へ行きました。
美術好きな父に連れられ、
小さい頃から色々な美術館に出かけていますが、
「作品」がメインであって、
建物はハコに過ぎないと思っていました。

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この美術館は建物そのものが芸術作品という感じ。
建築家・青木淳さんのコメントによると、
すぐそばにある三内丸山縄文遺跡から着想を得て、
発掘現場のトレンチ(壕)のように地面を幾何学的に切り込み、
その上に白く塗装された煉瓦の量塊を覆せているのだとか。
※詳しくはコチラ(青木氏のコメント)

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真白な内装、独特のフォントで統一された案内表示、
空間の凸凹が複雑に組み合わされた迷路のような造りに、
何とも不思議な世界観を楽しめます。
特にエレベーターは、
異次元へ行けちゃいそうな感覚になりました。

もちろん奈良美智さんの「あおもり犬」、
シャガールの「アレコ(バレエ)の背景画」、
寺山修二、棟方志功などなど、
作品もじっくり楽しめました。

▼夜になると青い灯りがともる木を模したマーク。
その様子はホムペのトップで見られます

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▼ミュージアムショップ。
ポストカードや書籍など、充実しています

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▼オリジナルグッズもいろいろ

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▼おしゃれなカフェ「4匹の猫」では、
ドリンクのほか、ランチも楽しめます

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青森県立美術館HPはコチラ
※ビデオツアーなる、館内映像ガイドがあって、
バーチャル見学できます

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美術館から徒歩5分ほどで、
三内丸山遺跡へも行くことができます。

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